防護柵(ガードレール)支柱設置時の地中レーダーの活用方法

国土交通省通達 国官技第337号(H22.3.31)
『防護柵設置工の施工における出来形確保対策について』 にて
鋼製防護柵(ガードレール)支柱の施工時のビデオ撮影もしくは支柱根入れ長測定が義務付けられました。

詳しくは 国土交通省 通達
 『防護柵設置工の施工における出来形確保対策について』
 をご覧ください

防護柵設置工(ガードレール)における出来形確保対策について

防護柵設置工の施工においては、土木工事共通仕様書(案)第3篇土木工事共通編 第2章 一般施工第3節 路側防護柵工に基づき実施しているが、先般いくつかの地方整備局において土中埋め込み式の防護柵支柱の根入れ不足に係る問題が発生したことを踏まえ、ビデオカメラによる防護柵設置工において出来形確保対策を実施しているところである。

  1. 監督職員への協議の徹底
    請負者が防護柵を設置する際に、障害物がある場合などは、監督職員と協議しなければならないことを、請負者に対して遺漏なきよう周知徹底を図る。
  2. 出来形管理
    防護柵支柱の根入れ長確保のための出来形管理は、非破壊試験による出来形管理を基本とする。以下の場合においては、ビデオカメラによる出来形管理とする事ができる。
    1. 防護柵が測定要領案適用範囲外の場合
    2. 請負者が測定機器を調達出来ない場合。
    3. 測定機が測定要領案で定める性能基準を満たさない場合。
    4. その他非破壊試験によって出来形管理が出来ない場合。


土中埋め込み式の防護柵支柱の根入れ不足の問題の原因
 地下埋設物の損傷を恐れ人力掘削にて支柱を設置することとしていたが、ズリや玉石等が多く掘削が思うように進まなかった事や、地下埋設物が存在していたことから、規定深さまで掘らずに途中で支柱を切断し施工してしまう。

 問題解決のため、粗雑工事をなくしていくことはもちろんのことですが、地下埋設物の状況を、あらかじめ地中レーダー探査を実施しておけば、地下の障害物を避ける事ができます。とくに埋設深さ1m以内ならばすぐに埋設管等は、地中レーダーで検出出来ます。監督・検査を厳しくすることにより、粗雑工事の防止をしていくことも必要なことですが、地面の下に何が埋まっているか分からない状態でコア削孔するというリスクを少しでも軽減することにより、より正確で、合理的な施工が可能になると思われます。

仕様書については 国土交通省 
 『非破壊試験による鋼製防護柵の根入れ長測定要領(案)』
 をご覧ください

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